読書の記録

【読書の記録#3】スタンフォード式最高の睡眠|西野精治

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おはようございます。

今、この記事を書いているのは、AM4:36です。

夜更かしして、そのまま朝を迎えたわけではありません。

むしろ、寝起きです。

個人的な話ですが、30代後半からここ数年「睡眠」に対して意識の高まりがありました。

そのきっかけはいくつかありますが、やはり「家族のため」というのが大きいです。

これからますます大きくなる息子の成長をずっと近くで見ていきたい。

そのためには、健康な身体でなくてはいけない。

とは思うものの、仕事が終わって帰宅すると、ついついビールを飲んで、家族が寝た後だらだらとYouTube観たり、翌日仕事があるのに、寝るのは夜中の2時頃だったり。

若い頃はまだそれでも大丈夫だったんです。

しかし、35歳を超え、徐々に40歳が見えてきた頃、明らかに体調の変化を感じました。

それは一般的によく言われるように「疲れが取れにくい」です。

若い頃「疲れが取れにくくなる?いや、自分は体力があるから大丈夫だろう」と高を括っていた自分に教えてあげたい。

「確実にお前もおじさんになり、徐々に疲れが取れにくくなるんだぞ」と。

そして、若い頃のままの慢性的な睡眠不足の生活を続けていると、間違いなく日中の仕事のパフォーマンスに影響が出てくるし、睡眠不足が影響なのか些細なことでイライラするのを感じました。

これはいかん。

10年後も元気でいるためには、今を変えていくしかない。

ということで、睡眠について学ぶことにしました。

何か新しい知識を得たい時、色々方法はあると思いますが、私の場合手っ取り早く本を読む習慣があります。

睡眠について学ぶために読んだ「スタンフォード式最高の睡眠」

私が睡眠について意識的に学んだのは、37~38歳の頃。

当時書店でビジネス書の売上ランキング上位に、今回読んだ「スタンフォード式最高の睡眠」が並んでいたので、少しだけ立ち読み。

ちょっと話が逸れますが、本って相性があると思います。

字の大きさ、紙質、著者の言葉の使い方・・・相性のファクターは人それぞれでしょうけど、相性が良くない本を読むことは苦痛です。

読んでも頭に入ってこないし、ページが進まない。

こんなに時間が勿体ないことはないので、少し立ち読みして、興味がある本でも相性が良くないと感じた本は読みません。

「スタンフォード式最高の睡眠」は、私にとって相性が良さそうだったので、購入しました。

結論を言うと、この本に書いてあることの説得力は凄まじく、これからの人生をより充実させるためには、やはり睡眠と上手に付き合っていかなくてはいけないと認識しました。

この本を読んだのは38歳の頃なので、1年ちょっと経ちましたが、最近ようやく良い睡眠のリズムがとれるようになり、早寝早起き人間になりました。

具体的には22時までに眠りに入り、朝4時に目覚める。

4時に目覚めて何をするか。

自分の体験をまとめるためにブログを書いたり(アウトプット)、読書をしたり(インプット)、天気の良い日は近所をランニングしたり、息子とカブトムシを取りに行ったり、私なりに生産的な時間にしていますので、夜更かし型の時より、充実感を得ています。

そして、何より体調が良い。

22時に寝て4時に起きる「睡眠時間6時間」と、1時に寝て7時(遅刻ギリギリ)に起きる「睡眠時間6時間」

同じ「睡眠時間6時間」でも、圧倒的に前者の方が、コンディションが良いです。

人生100年時代と言われる昨今からすると、私はまだその半分にも到達していないのですが、それでも残された時間を思うと、できる限りよりパフォーマンスの高い毎日を送りたいと考えています。

ちょっと大げさですが、睡眠を見直すことは人生を見直すことにも通ずると思います。

私は、「スタンフォード式最高の睡眠」を読んでそのきっかけを得ました。

ぜひ、一読をおススメする良書です。

私は読書をして、ためになると思った個所を手帳に書き写して、暇があれば、見返して自分のものにしようとしています。

以下は、この本を読んで、私が書きだした個所一覧です。

プロローグ|「ぐっすり」を追求した究極のスタンフォード・メソッド

  • 最高の睡眠=量ではない。眠りについての悩み=量では解決しない。最高の睡眠とは、「脳・体・精神」を最高のコンディションに整える、「究極的に質が高まった睡眠」のこと。
  • 睡眠と覚醒(パフォーマンス)はセットになっている。脳・精神・体のコンディションを整える質の良い睡眠をとれば、仕事でも勉強でもパフォーマンスの高い一日が送れるし、単に量を求めてだらだら眠ったら、調子が崩れてしまう。
  • 眠っている間に、私たちの脳や体では、さまざまな営みがおこなわれている。朝、起きたときにベストな状態になるよう、睡眠中の脳と体の中では、自律神経や脳内化学物質、そしてホルモンが休みなく働いているのだ。
  • 「90分の黄金法則」だ。レム・ノンレムの周期にかかわらず、睡眠の質は、眠り始めの90分で決まる。「最初の90分」さえ質が良ければ、残りの睡眠も比例して良質になるのだ。
  • どんなに忙しくて時間がなくても、「最初の90分」をしっかり深く眠ることができれば、最高の睡眠がとれるといっていい。
  • 「睡眠とは最強の見方であり、敵に回すと最悪な恐ろしい相手」
  • 仕事を含めた日中のパフォーマンスは、睡眠にかかっている。夜な夜な訪れる人生の3分の1の時間が、残りの3分の2も決めるのだ。

0章|「よく寝る」だけでパフォーマンスは上がらない

  • 眠りの研究者は、睡眠が足りていない状態を、「睡眠不足」ではなく「睡眠負債」という言葉を使って表現する。
  • 気づかないふちにたまる眠りの借金、それが睡眠負債なのだ。自戒しないままに脳と体にダメージを与える危険因子が蓄積されていく。とても恐ろしい状態だが、あまりに無頓着な人が多いのが現状だ。
  • 睡眠負債があると、日中の行動に大きなマイナス影響がある。一見、普通に起きている人でも、実はすべての機能が正常に働いていない可能性が非常に高いのだ。
  • 「マイクロスリープ(瞬間的居眠り)」マイクロスリープは1秒足らずから10秒程度の眠りを指し、脳を守る防御反応。つまり、防御反応が出るくらい睡眠負債は「脳に悪い」のである。
  • フランスの平均睡眠時間は8.7時間
    アメリカの平均睡眠時間は7.5時間
    日本の平均睡眠時間は6.5時間
    日本人には、睡眠時間が6時間未満の人が40%もいるといわれている。
    100国中、日本の睡眠時間は最下位にランクされた。
  • 6時間未満しか寝ていない日本人も、実は「7.2時間くらい寝たい」と感じている。この「眠りたい時間」と「実際の睡眠時間の差」も諸外国に比べて大きのが実情だ。
  • 眠らないと、「インスリン」の分泌が悪くなって血糖値が高くなり、糖尿病を招く。
    眠らないと、食べすぎを抑制する「レプチン}というホルモンが出ず、太る。
    眠らないと、食欲を増す「グレリン」というホルモンが出るため、太る。
    眠らないと、交感神経の緊張状態が続いて高血圧になる。
    眠らないと、精神が不安定になり、うつ病、不安障害、アルコール依存、薬物依存の発症率が高くなる。
  • 睡眠(寝ている時間)と覚醒(起きている時間)は2つで1つ。良い睡眠がなければ良い覚醒がなく、良い覚醒によって良い睡眠も得られるのだ。
  • 日本やアメリカの経営者を見ても、成果を出している人は、眠りについて意識が高い。食事に注意し、身体を鍛えてメンテナンスするのはもはやビジネスパーソンの常識だ。世界のエグゼクティブやアスリートは、それと同様に、睡眠を大切にしている。むしろ睡眠という基礎があってこそ、食事やエクササイズの効果が上がるのだ。
  • 眠りにはレム睡眠(脳は起きていて体が眠っている状態)とノンレム睡眠(脳も体も眠っている状態)の2種類があり、それを繰り返しながら眠っている。寝ついたあと、すぐに訪れるのはノンレム睡眠。とりわけ最初の90分間のノンレム睡眠は、睡眠全体のなかでもっとも深い眠りである。
  • ノンレム睡眠とレム睡眠が明け方くらいまでに4、5回繰り返し現れ、明け方になるとレム睡眠の出現時間が長くなるのが通常の睡眠パターンだ。この浅くて長い明け方のレム睡眠時に目覚めるのが、自然の流れである。
  • 睡眠メンテナンスで意識したいのが、「最初のノンレム睡眠」をいかに深くするかということ。ここで深く眠れれば、その後の睡眠リズムも整うし、自律神経やホルモンの働きも良くなり、翌日のパフォーマンスも上がる。つまり、入眠直後のもっとも深い眠りの90分が、最高の睡眠の鍵を握っているのだ。
  • 「最初の90分が眠りのゴールデンタイム」といわれているが、まさに黄金だ。たとえば、グロースホルモン(成長ホルモン)がもっとも多く分泌されるのも、最初のノンレム睡眠が訪れたとき。この一番深いノンレム睡眠の質が悪かったり、外部から阻害されたりすると、グロースホルモンは正常に分泌されない。
  • グロースホルモンは、その名のとおり子どもの成長に関与するだけではない。大人の細胞の増殖や正常な代謝を促進させる働きがある。「アンチエイジングに効果がある」などともよくいわれている。
  • 長く起きていると「眠りたい」という睡眠欲求(睡眠圧)が高まってくるが、最初のノンレム睡眠でその睡眠圧の多くが解放される。黄金の90分の質を高めれば、すっきりした朝を迎えられる。昼間の眠気も消える。さらに、「しっかり寝たはずなのに、疲れがとれない」こともなくなる。
  • 「寝る時間がない」なら、絶対に90分の質を下げてはいけない。
  • 普通の人は、最低でも6時間以上眠るのがベスト。「睡眠のベター」によって、人生の質すら変わってくる。そのベターを支えるのが、黄金の90分を手に入れるために欠かせない2つのスイッチ、「体温」と「脳」だ。
  • よく寝るだけで、パフォーマンスは上がらない。眠り方を変えることで睡眠の質が高まり、覚醒時のコンディションが整うばかりか、パワーも増大するということだ。

1章|なぜ人は「人生の3分の1」も眠るのか

  • 「超一流」の人たちを見ていると、共通点があることに気づく。
    1、超一流の人は、自分の専門分野で成果をあげる。
    2、超一流の人は、専門分野の枠を超えても、見識が深い。
    3、超一流の人は、物事をうまく運ぶコツやツボを押さえている(成功への普遍性を備えている)4、超一流の人は、卓越した行動力がある。
    5、超一流の人は、正しい情報収集と理解力を武器にする。
  •  超一流の人は、ジャンクだらけのデータの海の中から本当に必要なものを取捨選択するという「正しい情報収集力」がある。だからこそ、超一流の人は成功までの最短ルートを見極め、短いスパンで結果を残す。
  • 大量のアルコールは眠りを浅くし、睡眠の質を確実に落とす。
  • ぐっすり眠った翌朝、あなたの脳と体はどんなコンディションだろう?
    ・頭が冴えているからアイデアも生まれやすい。
    ・集中力が途切れないので、思考の精度が上がる。
    ・コンディションが整い体調も良いので、粘り強く仕事に取り組める。
    真夜中に睡眠がきっちりと役割を果たしていれば、翌日のパフォーマンスは確実に上がる。長期的ににも脳と体、そして心の健康につながるだろう。

睡眠ミッション①脳と体に「休息」を与える

人間の体では、意思とは関係なく自律神経が常に働いている。体温を維持し、心臓を動かし、呼吸し、消化し、ホルモンや代謝を調整するのが自律神経だ。自律神経には活動モードの「交感神経」と、リラックスモードの「副交感神経」がある。この2つは24時間働いているが、代わる代わる、どちらかが30%ほど優位になる。日中は交感神経が優位だ。体内では血糖値と血圧、脈拍が上がり、筋肉と心臓の動きが活発になる。脳は緊張感と集中力を増す。ノンレム睡眠中と食後は、副交感神経が優位だ。心臓の働きや呼吸がゆるやかになる。食後は胃腸の働きが活発になり、消化と排泄が促される。どちらも大切なのだが、ビジネスパーソンの悩みは、交感神経優位の状態が多すぎる点だろう。常に活動モードを続ければ、体と脳は疲労し、ストレスがたまる。夜になったらスムーズに副交感神経優位の状態に交代しないと、寝つきが悪くなり、眠りが浅くなる。眠り始めのもっとも深いノンレム睡眠が出現する黄金の90分で、しっかりと副交感神経優位に転換し、脳と体を休ませることが、最高の睡眠の第一ミッションである。

睡眠ミッション②「記憶」を整理して定着させる

学習後に睡眠をとることで記憶の定着が進むという知見は多い。
・レム睡眠中、エピソード記憶(いつどこで何をしたか)が固定される。
・黄金の90分で訪れる深いノンレム睡眠は、イヤな記憶を消去する。
・入眠初期や明け方の浅いノンレム睡眠では、体で覚える記憶(意識せずに覚えられる記憶)が固定される。

睡眠ミッション③「ホルモンバランス」を調整する

良い眠りは、生活習慣病の改善にもつながる。睡眠を制限すると、脂肪細胞から分泌される「食欲を抑制するレプチン」が減少し、胃から分泌される「食欲を増すグレリン」が増える。グロースホルモン(成長ホルモン)は、黄金の90分にもっとも多く出る。大人の場合、このホルモンのおかげで筋肉や骨は強くなり、代謝が正常化される。また、皮膚の保水量は睡眠で上がる。

睡眠ミッション④「免疫力」を上げて病気を遠ざける

睡眠が不適切になると、ホルモンバランスが崩れ、免疫の働きもおかしくなる。風邪やインフルエンザ、がんなどの免疫に関係する病気になる可能性が高まるのだ。「風は寝て治す」というのは免疫力向上と休息の面で理にかなっている。実際、インフルエンザの予防接種でワクチンを取り入れても、睡眠が乱れていると免疫が確立せず、ワクチン接種の効果が認められないという報告もある。

  • あなたがリーダーだったり、重要なポストについていいるなら、睡眠の質を高めるのはもはや義務ぐらいに心得てほしい。

2章|夜に秘められた「黄金の90分」の法則

  • 大量のアルコールは睡眠の質を下げるが、度数が強くても量が少なければその心配はない。
  • 健康な人の場合、目を閉じてから10分未満で入眠する。心拍数がだんだん落ち着いて、交感神経の活動が低下し、副交感神経優位になっていくのだ。
  • 長く起きていると眠りたい欲求「睡眠圧」が蓄積し、眠るとこの圧が放出されるのだが、睡眠圧の放出が第一周期でもっとも強くなる。つまり、何時間寝ようが、最初の90分が崩れれば、残りも総崩れになってしまう。
  • 睡眠で一番大切なのは「最初の90分」。肝心なのは最初のもっとも深いノンレム睡眠に無事たどり着くこと。

最初の90分が「黄金」になる3大メリット

メリット①寝ているだけで「自律神経」が整う

  • 「活動時は交感神経、休息時は副交感神経」という自律神経の役割交代がスムーズに進むと、脳も体もリラックスし、しっかり休息をとることができる。
  •  頭痛、ストレス、疲労感、イライラ、肩こり、冷え性など、「何となく調子が悪い」という違和感の根っこには、自律神経の乱れがあることが多い。

メリット②「グロースホルモン」が分泌する

グロースホルモンは第1周期のノンレム睡眠時に際立って多く(70~80%)分泌される特殊なホルモンで、「いつもなら寝ている時間」に起きているとまったく分泌されないのだ。また、入眠時間を明け方や日中にずらすと、入眠初期に分泌を観察することができるが、夜間の第1周期ほどの大きな分泌は起きない。

メリット③「脳のコンディション」が良くなる

「黄金の90分」には、脳のコンディションを整える働きがある。

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  • 「もう、午前0時。でも、どうしても資料を作らなければならない」といった夜が、あなたにもきっとあるはずだ。そんな夜でも、徹夜だけは避けてほしい。おすすめするのは、眠気があるならまず寝てしまい、黄金の90分が終了した最初のレム睡眠時のタイミングで起きて、資料作りにとりかかるという作戦だ。
  • 最初にレム睡眠がやってくるタイミングは人によって多少違ってくるので、アラームをセットするならば「90分後」と「100分後」の2つがおすすめ。
  • 「体温」と「脳」というスイッチによって、あなたの体と頭はスリープモードに切り替わり、睡眠が劇的に変わる。
  • 質の良い眠りであれば体温が下がる。この体温の低下が睡眠には欠かせない。人間の体温は、睡眠時より覚醒時のほうが高い。睡眠中は温度を下げて臓器や筋肉、脳を休ませ、覚醒時は温度を上げて体の活動を維持する。ただし、これはあくまで、体の内部の体温(深部体温)の変化の話だ。体温は、「筋肉や内臓による熱産生」と、「手足からの熱放出」によって調節されている。深部体温は日中高くて夜間低いが、手足の温度(以下、皮膚温度)はそのまったく逆で、昼に低くて夜間高い。
  • 健康な人の場合、入眠時には手足が温かくなる。皮膚温度が上がって熱を放散し、深部体温を下げているのだ。スムーズな入眠に際しては深部体温と皮膚温度の差が縮まっていることが鍵。
  • 入眠時にはまず手足から熱放散が起こり、続いて深部体温の変化が起こるのだ。この変化を助けてやれば、入眠しやすくなる。入眠時には深部体温を下げ、皮膚温度は上げて差を縮める。

3章|スタンフォード式 最高の睡眠法

  • 眠りに入るまでの所要時間を「入眠時間」と呼ぶ。若くて健康な人10人を集めて入眠潜時を計ったところ、平均7~8分で眠った。これが正常値と考えていい。
  • 日中の覚醒度の低さが睡眠の質の良し悪しを判断するポイントになる。
  • 体温には皮膚温度と深部体温の2種類がある。入眠前の子どもの手足は温かくなり、皮膚温度を「上げて」いる。いったん皮膚温度を「上げ」、手足にたくさんある毛細血管から熱放散することで、効率的に深部体温を「下げて」いる。なぜ深部体温を下げているのかといえば、それこそ眠りへの入り口だからである。つまり、眠っているときは深部体温は下がり、皮膚温度は逆に上がっている。
  • 大切なのは皮膚温度と深部体温の差を縮めること。
    1、覚醒時は体温を上げてパフォーマンスを上げる(スイッチオン)
    2、皮膚温度を上げて(オン)熱放散すると、深部体温は下がり(オフ)入眠する。
    3、黄金の90分中はしっかり体温を下げて(オフ)、眠りの質を上げる。
    4、朝が近づくにつれて体温が上昇し(オン)、覚醒していく。
    このメリハリがあれば、最初の90分はぐっと深くなり、すっきりと目覚められる。
  • 1時間早めに寝たいなら、いつもよい1時間早くお風呂に入って、ストレッチなど軽い運動を組み合わせて体温を作為的に上げる。
  • 睡眠の質を確保したいなら、まずは起床時間を固定しよう。たとえ睡眠時間が足りなくても、無理やりであっても、まず起きる時間を決めることで就寝時間をセットする。人は14~16時間ほど覚醒が続けば睡眠圧が高まり、自然と眠くなってくることを考慮して組み立てよう。こうして睡眠のパターンができたら、次は寝る時間の固定。毎日は無理でも、ベーシックな寝る時間を定時にするのだ。

4章|超究極!熟眠をもたらすスタンフォード覚醒戦略

  • 睡眠と覚醒はセットになっている。朝起きてから眠るまでの行動習慣が最高の睡眠をつくり出し、最高の睡眠が最高のパフォーマンスをつくり出すのだ。
  • 私たちの朝と夜は光なしでは訪れないし、体温、自律神経、脳やホルモンの働きも、光がないとリズムが崩れて調子が悪くなってしまうのだ。
  • 最高の睡眠をつくる覚醒のスタートを切るうえで、「目覚めをよくする」ことは欠かせない。
  • 仮に7時に絶対に起きなくてはいけないとしたら、6時40分と7時の2つの時間にアラームをセットする。6時40分から7時までの20分を「気性のウインドウ」とするのだ。1回目のアラームは「ごく微音で、短く」セットする。レム睡眠時は覚醒しやすいので、小さい物音でも目覚めやすい。小さい音でアラームに気づければ、「レム睡眠で起きられた」ということなので、目覚めは良いはずだ。
  • 5~7時くらいの時間帯であれば、生理的にレム睡眠が増えているので、目覚めが良くなる確率はかなり高い。
  • ベッドから出たら、天気に関わらず朝の光を浴びる。これは何があっても欠かしたくない行動習慣だ。ごくシンプルだが、効果はとてつもなく大きい。
  • 「朝風呂」はあまりおすすめできない。体温は大きく上がるとより下がろうとする性質があった。40℃のお風呂に15分くらい入ると深部体温が0.5℃ほど上がる。これは大きな上昇なので、しばらくすると体温は下がり、眠たくなってしまう。朝はシャワーがおすすめだ。
  • 走るなら、夜よりは朝がいい。走ったり運動したりすると交感神経優位になるので、朝走れば、活動モードに切り替わるからだ。
  • カフェインの睡眠への影響については知っておくべきだ。血中のカフェイン濃度は半分になるまで約4時間かかる。そのため、就寝1時間前と3時間前にコーヒーを一杯ずつ飲むと、10分ほど寝つくまでの時間が長くなり、30分程度睡眠時間が短くなるという報告がある。
  • 頭を使う仕事、重要な仕事はできるだけ午前中に集中したほうが賢明だ。
  • 夕食を食べないとオレキシンの分泌が促進され、食欲が増大するうえに、覚醒して眠れなくなる可能性が高い。オレキシンは、交感神経の活発化や体温上昇も引き起こす。つまり、「夕食を抜いたらオレキシンが増えて、食欲が増すし、眠れない」だけの問題ではなくなるのだ。自律神経が乱れ、あらゆる不調に「付け入るスキ」を見せることになる。夕食抜きは、眠りと健康にとってまさに「百害あって一利なし」なのだ。夕食をとる場合は、どんなに遅くても眠る1時間前までを目安にしよう。
  • お酒を飲みすぎると黄金の90分など望めず、眠りの質は悪くなり、翌朝はすっきりしない。二日酔いになれば相乗効果で翌日のパフォーマンスの質も悪くなる。良質の睡眠のためには、お酒の量は少なくしよう。少量であれば寝つきも良くなるし、睡眠の質を下げない。ここでいう量はアルコール度数を指し、目安は体重にもよるが、日本酒換算で1~1.5合である。1合程度なら、寝る100分前に飲むと寝つきが良くなり、翌日のコンディションも妨げられないと報告されている。また2~3合飲む場合は、アルコールが分解されるのに通常3時間かかるので、寝る2~3時間前までに飲酒をすませておきたい。

5章|「眠気」を制する者が人生を制す

  • 眠気というのは、厳密には「まとまった覚醒を維持できない状態」のことを指している。
  • 健康な人でも1日のうち14時ごろが眠ってしまいやすい時間だとわかった。うとうとしてしまう午後の眠気、これは「アフタヌーンディップ」と呼ばれる現象だ。アフタヌーンディップの原因は、大きく分けて2つある。1つは、睡眠負債によって睡眠圧が増してくること。もう1つは、「サーカーディアンリズム」や90~120分でやってくるとされる「ウルトラディアンリズム」などの体内時計の問題である。
  • 睡眠負債からくる眠気においては、短い昼寝で眠気を解消するのは難しい。
  • アメリカに「発言しない者はそこにいないのと同じ」という文化がある。
  • 「30分未満の昼寝」をする人は「昼寝の習慣がない」人に比べて、認知症発症確率が約7分の1だった。また、「30分から1時間程度昼寝をする」人も、「昼寝の習慣がない」人に比べて発症率が約半分になることがわかった。しかし、「1時間以上昼寝をする」人は、「昼寝の習慣がない」人に比べて発症率が2倍も高かった。「仮眠をとるなら20分程度」とするのが良さそうだ。
  • 週末は「いつもどおり」を心がけよう。とくに、平日より少し多めに眠るとしても、就寝時間はウイークデーと同じにするのがおすすめだ。
  • 管理職の人は部下の健康管理のためにも、「睡眠衛生の重要性」を常に頭においてほしい。眠れていなさそうなら、「ちゃんと眠れているか?」と一言声をかけるところから始めてほしい。
  • スポーツ医学でも、今では「睡眠こそがすべての基礎である」という認識に変わりつつある。眠りの力を認識し、力を入れて取り組んだ選手こそが一流になれることは、研究データを見ても明らかである。「アスリートが睡眠を大切にしてパフォーマンスを上げている」ことは、「ビジネスパーソンが睡眠を大切にしてパフォーマンスを上げる」エビテンスになる。

エピローグ|睡眠研究の最前線「スタンフォード」で見つけたこと

  • 睡眠を犠牲にして働くのはやめておこう。とくに、あなたがクリエイティブな仕事をしたいのなら。

 

【おススメ敷き布団】東京西川「ムアツ布団」(我が家で8年間使用中)

この布団、私と妻が使っているのですが、本当におススメです。

結婚してから数年、それまで無〇良品の布団で寝ていたのですが、2人とも慢性的に寝起きに「腰の痛み」を感じていました。

同居することになり、ワクワクドキドキ気分で、新しい家具一式を買い揃える中、シンプルなデザインが好きだったので、亀田のイオンで購入した布団です。

しかし、たくさん寝たはずなのに、腰が痛くて疲れがとれない。そんな状態の日々。

そんな時たまたま競馬で100万円以上儲かった日が訪れました(これは本当にラッキーだった)

「これはチャンス!」とばかりに、布団の買い替えを検討。

色々調べた結果、そこそこ値は張るのですが、西川のムアツ布団を選択。

エアーとかも検討したのですが、できるだけ長く使えそうなものを店員さんにお聞きした結論です。

結果、大大大正解!

ムアツの心地の良い低反発でとても寝心地がよく、現在は購入して8年経ちますが、寝起きの腰の痛みは一度もありません。

そして、8年使用してもまだまだ使えるコスパの良さ。

睡眠を本気で見直したい方には本気でおススメです。

楽天で同じものが売っていたので、一応貼っておきますね。もしご興味があれば見てみてください↓

 

 







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